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偽島の呼び声?
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ラヴィニアが持参している二冊の魔道書のうちの一冊です。

『ラヴィニアの手記2』で千部の自費出版と書いてますが、実際はスミス卿は翻訳途中で死亡したので研究ノートしか残ってないだとか、研究ノートもその時に紛失しただとか、出回っているのは1970年ごろに対邪神組織『ウィルマース・ファウンデーション』が出版したものという話もあってはっきりしません。
その出版年も1919年だとか1931年だとか、この辺りもはっきりしません。

ラヴィニアの設定としては、一応、1931年にスミス卿が自費出版したものを所持していることにしています。


その内容はグ・ハーンをはじめとする地球上の古代遺跡のこと、昔に太陽のすぐ外側を周回していた惑星サイオフやユゴス(冥王星)、ヒアデス星団に関する知識と警告、そして旧支配者シュド=メルと眷属であるクトーニアンのことやその信仰についてです。

必殺技が『シュド=メルを一瞬だけ召喚』ということなんで、この魔道書を持たせてます。


数あるクトゥルフ神話作品に登場する魔術師や研究家、コレクター同様、彼女もたくさんの書物を所持していて、この書よりずっと貴重な書もあるんですが……メジャーなのはあまり持たせたくなく。
かと言ってマイナー過ぎもせず。
深海祭祀書にしようかな、とも思ったんですが結局この書を持たせることに。


イオドの書を持たせてズー=シャエ=クワン召喚、ていうのも考えてたんですけどね……。
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