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偽島の呼び声?
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ラヴィニアの手記に登場する用語です。
今回は手記2から。

お暇な方はお読みくださいw
もし、他に質問があればコメントくださるとお答えするかもしれませんw

うろ覚え部分があるので色々間違ってるかもですが(ぇー
いろいろ資料見ながらなんで、大体合ってるとは思います。


・グ・ハーン(G'Harne)

西アフリカの砂漠にある人類が出現する以前に栄えたとされる都市。
密林の奥深くにあると主張する者もいる。
地底にその遺跡があり、具体的な位置を知る者はいないが、『グ・ハーン断章』に手がかりがあるようだ。
また、エチオピアの辺りであるらしい。
グ・ハーンは『古のもの』の前哨地であると言われる。
後にグ・ハーンには旧支配者シュド=メルとその眷属であるクトーニアンが旧き印によって封じられており、祈祷師や天災によって旧き印が盗掘や破壊がなされるまで、彼らを縛り付けていた。
グ・ハーンは地震によって破壊、廃墟となっている。
エジプト第十四王朝のニャルラトテップ崇拝の大神官ノフル=カ(恐らくネフレン=カのこと)の支持者が追われたのち、ここに辿り着いている。


・アメリー=ウェンディー=スミス(Sir Amery=Wendy=Smith)

アーティファクトの年代を測定するウェンディー=スミス試験法を編み出した考古学者。
代表的な著書に『古代文明について』などがある。
サーの称号が付けられるが、はっきりした経歴は謎。1901年ごろにナイトを授けられたという説もあるが、貴族の出という説もある。
『グ・ハーン断章』の翻訳者であり、この死滅した都市を探して探検隊を組んだ。
しかし探検隊は全滅、彼一人発見された時には精神を病んでいた。
1933年にヨークシャーの別荘が何らかの事象により破壊され、死亡したと言われている。


・クトーニアン(Cthonians)

巨大な口から大量の触手を生やす、目の無いイカのような種族。
地中を掘り進みながら移動して暮らしている。
地下遺跡であるグ・ハーンに封じられていたが現在は脱出し、グ・ハーン周辺はもちろん、世界中の地底に棲家を広げている。主に地球の核近くに生存しているらしい。
クトーニアンは地震と陥没を引き起こす能力を持っている。
1906年のサンフランシスコ大地震は彼らの仕業だとも。
クトーニアンは優秀な精神観応を使い、遠く離れた仲間との交信はもちろん、敵の精神に侵入し、その意思を圧倒して誘導したりすることも可能である。
クトーニアンは非常に長生きであり、雌は一度に少しの卵しか産まない。子供や卵を奪うとどこまでも罪人を追ってくる。
また、水に弱く、体が水に浸かってしまうような場所には決して近寄らない。
クトーニアンは卵は頑丈で現在の人間の科学ではそうそう傷をつけられるものではなく、クトーニアン自体も水さえなければ殺す事は困難であるが、子供は脆弱で、タバコの火でも死んでしまう。
食事に関してはよくわかっていないが、人間の生き血が好物であることは確かである。


・グレート・オールド・ワン(Great Old One)

科学技術や魔道など、人知を超える力を操る超強力な異界の存在。
一般に『旧支配者』と訳される。
邪神として崇められ、恐れられる彼らであるが、一定の自然の法則から外れてはいない。
その姿や能力はばらつきが多いが、どれも人間が正気では直視できない容貌をしているという。
多くの旧支配者が地球を訪れており、現在も何らかの事情で封じ込められていたり、あるいは眠っていたりする。
旧神と呼ばれる敵対勢力に敗北し、封じられているという者もいるが、星辰の変化により眠っているだけだという者もいる(私としてはダーレス説的前者は善悪二神的で嫌いなので後者を採用してますw)。
「星辰が定まっていない=冬眠期のようなもの」である。
彼らはもちろん、その眷属、奉仕種族や信者たちはいずれやってくるであろう、旧支配者の目覚めの時を待ち続けており、再びこの世に君臨しようとしている。
各旧支配者のカルトは彼らの復活の手助けをする見返りとして、何らかの恩賞を彼らから与えてもらうことを目的としている。


・旧支配者(Great Old Ones)

一般にグレート・オールド・ワンのことを指す。
ただし、たまに『以前その星に君臨していた』というような種族のことを指すこともあるようだ。


・シュド=メル(Shudde=Mell)

クトーニアンたちを束ねるグレート・オールド・ワン。
巨大なクトーニアンの姿をしている。
他のクトーニアンたちと共にグ・ハーンに封じられていたが、天災や旧き印の入った護符の盗掘などで自由を手に入れた。
現在、目覚めている数少ない旧支配者であるにも拘らず、人間の上に君臨しようという行動が見られないところを見ると、地上の事にあまり興味がないのかもしれない。
単体でマグニチュード3.7の地震を起こすことができるが、各地に散らばったクトーニアンたちの力を使うことでさらに大規模な地震を発生させることができる。
ハイボリア時代にスティギアの神官によって『シャダム=エル』という神の名で崇拝される。
後、この信仰はエジプトに渡ったとも。
現代において、シュド=メルを信仰しているのはアフリカの一部の部族とモンゴルのジドハウアスなど、わずかである。

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